「仕分け、整理」作業中は、その作業に集中し、一切「収納」のことを考えてはいけません。
そして、「捨ててはいけないモノ」を探します。普段から使っているモノ、今の生活に必要としているモノ、重要な個人情報や資産に関わるモノ、これがなくては生きていけない思い出などをここでは、「普段使い」と呼びます。

▶まず、「普段使い」と「部屋に無くてもよいモノ」に分けます
仕分け、選別作業は、基本的にお客様の指示を頂きながら共同の作業となります。
選別の最中には、さまざまにアドバイスさせていただきます。
どうしても要・不要の判断に困るものは、思い出箱、迷い箱を設置し、細やかに対応させて頂きます。
収納するときには、この「普段使い」のモノを前面に配置し、取り出しやすくします。

▶その部屋に無くてもよいモノと判断した物は、「別の場所に保管するべきモノ」と「手放してもよいモノ」に分けます。
「手放してもよいモノ」は、お客様にとっては不用の品ということになります。「不用の品」は、私たちの手でリサイクル可能品、買取品等に分けます。

リサイクル可能品は、寄付対象品として、撤去しても処分代をいただきません。
ゴミ処分代が削減されるばかりか、買取品によりさらにお安くなります。
（焼却や埋め立てなど、本当に捨てるものはごくわずかです。）

▶この「仕分け、選別」作業の過程では、お客様には要・不要だけの判断をしていただきたいと思います。
選別で、お客様が悩んでしまわれないよう、判断を単純化し、サポートする私たちとの役割分担を明確にします。今まで手元にあったモノですから、お客様にとっては、モノに対する「色々な愛着」だとか、「まだ使えるのに」、「これは誰かにあげたい 」、「これは買取できるんじゃないか」、「人からもらったから」、「高かったから」とか、「思い出があるから」など、そうした雑念が入ってなかなか判断が難しくなります。

《注意》
※お客様がいったん不要と判断したものでも、リサイクル可能品や資源を分別する際に、私共がもう一度チェックします。例えば中から、保険証券、通帳、役所からの通知などが出てきた場合は、必ずお客様にお戻ししてもう一度判断をしていただきます。 一旦廃棄してしまうともう取り返すことは極めて困難ですので 二重三重のチェックをして、大切なものを捨ててしまわないようフィードバックに心がけております
とても単純化して説明してますが、モノのとらえ方や価値観は、お客様によって大きな相違があります。私たちは、お客様とよくお話をしながら、分類、モノの取り扱いなど考えて作業させていただきます。

なお、これら作業に先立って、お客さまには、片付け作業の事前に貴重品、無くしたり混ざったりしては困るものを先に抽出しておいていただきます。たとえば、リモコン、充電器、化粧品、装身具、現金、貴重品などは、作業する者に触れさせないように進めていきたいと思います。